働くママが増えている昨今。まだ離乳食が始まっていない段階での保育園入園、離乳食を始めたばかりでの保育園入園を控えている方も多いのではないでしょうか。
私自身、娘が9月生まれだったので0歳4月入園をするために、6か月で保育園に預け職場復帰しました。
同じ環境にいらっしゃる皆様に、離乳食と上手に付き合っていくために知っておきたいことを紹介出来ればと思います。それでは、どうぞ!
離乳食初期で保育園入園 知っておきたい3つのこと
離乳食は保育園で進めてくれる?
基本的には家庭主導。
離乳食って難しそうだしわからないから保育園に任せておけばなんとかなるかなと思っていたのに…
と思っていた方には悲しいお知らせになってしまいましたね。ですが安心してください。読み終わる頃には「少し頑張ってみようかな…」と思っていただけるよう精一杯解説していきます!
離乳食は基本的に家庭主導で進めていき、家庭で問題なく食べることが出来た食材を保育園でも提供するという流れになります。
各保育園で食材チェック表というものが存在し、そちらを活用しながら家庭と保育園で連携して離乳食を進めていくことが一般的です。食材チェック表については、詳しく後半で解説していきます。
離乳食はいつ食べる?
これは離乳食初期の中でも何回食なのかで異なります。
1回食の場合【朝か夕方に家庭で1回食べる】
2回食の場合【朝か夕方に家庭で1回食べる+保育園で1回食べる】
というのが一般的です。
「職場復帰してるし1回食の時から保育園で出してくれたら助かるのに…」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、ここは踏ん張りどころです。1回食を家庭で食べるのは様々な理由があります。
- 新しい食材を試すため
- ママやパパと一緒に食べる共食が食育になるため
- コミュニケーションの一環になるため
基本的に家庭で進めていきたい離乳食において、1回食を保育園で提供してしまうと新しい食材を試してみる機会が減ってしまいます。
共食とは「みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べる」ということです。子どもは親が想像している以上に親の行動やしぐさをみて学んで成長していきます。ママやパパが楽しそうに食べていると「食べるって楽しいことなんだ」と自然に学ぶのです。
とはいえ仕事から疲れて帰ってきて、隙間時間で離乳食を準備し、食べさせてお風呂に入れて寝かしつけして…という怒涛の夕方を想像すると少し共食はハードルが高い方もいらっしゃると思いますので、こちらはできる時があればやってみようかな、という程度で頭の隅に入れておいてください。
家庭で食べる離乳食は朝と夕方どっちがいいのかしら…
保育園によってどちらかを推奨している園があるかもしれませんが、基本的にはどちらでも大丈夫です♪ご家庭で取り組みやすい時間帯で、無理せず取り組んでくださいね。
まだ保育園に入園していなくてどちらが良いのかわからないんです…
下記の例を参考にしながらどちらが自分に合っているかイメージしてみてください♪
- 朝の方が離乳食の準備がしやすい
- 保育園から帰ってくると疲れてぐずってしまう
という方は朝にするのがおすすめです。
- 朝食べて保育園で調子が悪くなったら心配
- 食べこぼしが多いから食後お風呂に入りたい
- 家を出る時間を気にせず食べさせてあげたい
という方は夕方にするのがおすすめです。
ご家庭の環境、お子様のコンディション、ママさんの気合が入りやすいタイミング、などそれぞれのご家庭で違うと思いますので、無理なく取り組める方にするのが良いでしょう。
どんなスケジュールで過ごしたら良い?
保育園が始まる直前、どのようなスケジュールで過ごしていけば良いのか気になる方も多いと思います。
結論、私の経験からいうと4月の慣らし保育が始まるまでは、保育園でのサイクルを気にせずにのんびり過ごしていて大丈夫だと思います。4月からスタートする慣らし保育では、1時間ずつ預ける時間を延ばしていくので少しずつスケジュールが調整されていき、気が付けば保育園のサイクルに慣れていきます。
保育園入園前は、お子さんとの時間をたっぷり過ごせる時間なので、細かいことは気にせずのんびり過ごしてママさんも身体を休めておくのが良いと思います♪
参考までに私の娘の一日のスケジュールの変化を紹介させていただきます。
保育園入園前は私が育休中であったこともあり、朝は遅くまで寝てしまっていたので、娘が早起きする日以外は9時頃まで一緒に寝てしまっている日が多かったです。
4~6時ごろの朝方に泣いて起きた時はおっぱいをあげて、7時30分ではまだお腹が空いていないかな、と思うときはミルク①は飛ばして9~10時ごろ保育園でミルクをあげてもらっていました。
離乳食を朝と夕どっちで出すか迷いましたが、保育園での離乳食が11時ごろだったので朝に離乳食を食べさせるとあんまり時間が空かないことや、夕方にゆっくり一緒にご飯を食べたかったので夜ご飯の時間に離乳食②としました。
食材チェック表の攻略術
食材チェック表ってなに?
食材チェック表とは各保育園で作成されている離乳食に関する連絡表のようなものです。未食リストや離乳食家庭連絡表、食材チェックリストなど様々な呼び方がありますが、ここでは食材チェック表と呼んでいきます。
食材チェック表は、離乳食の段階【5~6か月ごろ・7~8か月ごろ・9~11か月ごろ・1歳以降】の4段階に分けてそれぞれ食材が書かれていて、お子様の月齢に該当する欄に記載のある食材を家庭で食べて、問題がなければチェックをするというものです。
基本的にはその段階のチェックリストに入っている食材を家庭で全て試しチェックが埋まってからその段階の離乳食を保育園で提供してくれるような流れになります
食材チェック表の取り組み方
食材チェック表が渡されるのは、一般的に保育園が決定してから後日保育園で面談する際か、保育園決定時の書類に同封されて手元に届きますので、2~3月になります。4月からは慣らし保育も始まったりと忙しくなるため、1か月前後の期間で急ピッチに進めなければなりません。
意外とチェックする食材が多く骨が折れる作業です…。
理想を言えば初めて食べる食材は1つずつ、何かあっても病院受診ができるように平日の午前中に進めたられると良いですが、時間は限られていますのでそうのんびり取り組んでいられないというのが正直なところです。
食材チェック表を急いで進めたい方に向けて、取り組み方についてまとめていますのでこちらもご参照ください。
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離乳食初期で保育園 おうち離乳食の取り組み方
保育園直前に離乳食を開始した体験談
私の娘が通う保育園は給食に力を入れてくださっているようで、離乳食初期だけでなんと70種類もありました…。保育園で管理栄養士をしている友人もさすがにビックリするくらいの量だそうです。
食材チェック表の存在は知っていたので、早めに取り組もうと思って情報を集めたり調理器具を買って準備を開始。もともと発育が良く2月の頭には離乳食開始のサインといわれている
- 大人の食事に興味を持つ
- 1人で5秒間お座りができる
- スプーンを口に入れても出そうとしない
などがみられていたため2週間前倒しで離乳食を開始。2月1日(月齢は生後4か月と16日)におかゆひとさじからスタートしました。
離乳食を早く始めている分、量を増やしていくのはゆっくりのぺースで進めて、最初の1~2さじの時期を長めにとって、一般的に離乳食初期に適している人参・かぼちゃ・ほうれんそうなどを少しずつ食べ進めていきました。
少しずつ進めていく中で3/6に保育園で面談があり食材チェック表が渡されました。想定していた3倍以上の食材。正直「これ本当に食べるの…?」「離乳食初期でどう食べさせるんだ?」と思ってしまうような食材も多くあり「がんばるぞ!」と意気込んでいたつもりでしたが、気持ちがぽきっと折られるような気持ちになってしまいました…。
ですが、「やれるだけやって間に合わなかったらごめんなさいっていえばいいや!」と開き直り再び勉強をしてスタート。
ここからの体験談はスケジュールも詳しく書きながらで長くなってしまいそうなので別記事にまとめさせていただきます!
まとめ
- 離乳食は家庭主導で進めていく
- 離乳食をおうちで食べるタイミングは各ご家庭の都合の良いタイミングで良い
- 保育園開始まではのんびりと過ごして大丈夫
- 食材チェック表は無理せずに取り組む
きっといろいろな葛藤があったり、周囲の人からの色々な意見を受けながら保育園入園を決意されたママさんも少なくないはず。悩むことも多いですが同じように悩んでいるママさんはたくさんいると思います。私もその1人です。お子さんのために頑張るママさんは本当に偉いです。そんな皆様のお力に少しでもなれていたら、幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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