保育園の入園が決まったー!いろいろ準備しなきゃ!と思ったところで書類が配布されると、その中にひっそりと入っているのが保育園最初の関門である食材チェック表です。

食材チェック表の項目が多すぎる…

時間がないのにどうやって進めよう…
保育園入園前、食材チェック表の項目の多さに焦りを感じていたり、取り組む中で心が折れそうなママさん、パパさんが多くいらっしゃるはず…。
そんな皆さんに浮かび上がってくる疑問点を解決しながら、上手な取り組み方について解説していきたいと思います。
・保育園の入園時書類の食材チェック表ってなに?!と気になっている方
・保育園の食材チェック表がなかなか埋まらず焦っている方
・入園までに食材チェック表が埋まる気がしない方
食材チェック表ってなに?
食材チェック表とは各保育園で作成されている離乳食に関する連絡表のようなものです。未食リストや離乳食家庭連絡表、食材チェックリストなど様々な呼び方がありますが、ここでは食材チェック表と呼んでいきます。
食材チェック表は、離乳食の段階【5~6か月ごろ・7~8か月ごろ・9~11か月ごろ・1歳以降】の4段階に分けてそれぞれ食材が書かれていて、お子様の月齢に該当する欄に記載のある食材を家庭で食べて、問題がなければチェックをするというものです。
基本的にはその段階のチェックリストに入っている食材を家庭で全て試しチェックが埋まってからその段階の離乳食を保育園で提供してくれるような流れになります
取り組む上での4つの疑問点
まずは、取り組んでいく中で浮かび上がってくる疑問点を解消していきたいと思います。
Q.初めての食材は手作りの方が良い?
Q.1つの食材を何回ずつ食べれば良い?
Q.初めての食材を1日に2つ以上試しても良い?
Q.季節ものの野菜や果物がスーパーに売ってない時はどうする?
初めての食材は手作りの方が良い?

A.全部手作りじゃなくて大丈夫です。
初めての食材なので、「食材を買ってきて手作りした離乳食を食べさせてあげた方が良いのかな」と悩まれるかもしれませんが、全部手作りで頑張る必要はありません。
そもそも保育園入園時の食材チェックリストの目的は【アレルギー対策】です。
家で1度食材を試しておくということが保育園でのアレルギー対応における安心・安全な対策で、食材チェック表の意味になります。
手作りした離乳食でも市販の離乳食でも、その食材を食べることでアレルギー反応が出るか出ないかを家庭で見守れていれば目的が果たせるので、どちらでも大丈夫です。

市販のベビーフードには小麦粉が含まれていることがありますので、成分表などをチェックしてから使用するようにしてくださいね♪
もちろん家でご飯を作る時に使う食材があれば手作りしてみても良いですし、あまり普段使わない食材は市販のベビーフードで試すなどして、上手く市販のものを使っていくのが良いと思います。
初めての食材を1日に2つ以上試しても良い?

A.野菜などアレルギーリスクが低いものは2つ以上でも良い。アレルギーリスクの高い食材は1種類ずつが望ましい。
急いで食材のチェック表を埋めたいママさんパパさんには朗報です!
もちろん1種類ずつ確認していくのが望ましいですが、保育園入園までに時間がない!と悩んでいる方はこの方法でも十分対応できると思います。
具体的にどの食材なら良いのかを詳しく解説していきます。
まとめて試しても良い食材
- 野菜類
ざっくりとしていますが、アレルギーリスクが低いのは野菜類です。主にアレルゲンとなる物質はタンパク質に多く含まれますが、野菜類にはタンパク質は多く入っていません。
野菜類の項目数は特に多いので、まとめてチェックできるなら少し気持ちが軽くなりますよね。
ちなみに穀類や芋類でまとめられていることもある、じゃがいもやさつまいもも、野菜類として扱う認識で大丈夫です。
※アレルギーが絶対に起こらないとされている食材はひとつもありません。アレルギーのリスクが低いとされていてもアレルギー反応が出る場合もありますのでご注意ください。
まとめて試さない方が良い食材
一方で重要になってくるのがアレルギーリスクの高い食材です。1つずつ試していくことが望ましい食材を確認していきましょう。
- 鶏卵
- 乳製品
- 小麦製品
- 大豆製品
- 肉魚製品
- 果物
三大アレルゲンとして知られる鶏卵・乳製品・小麦製品に加えて、たんぱく質のイメージが強い肉魚製品や大豆製品、果物も注意が必要です。

卵は耳かき1さじからってよく聞くけど、やっぱり卵は少ない量から始めた方が良いの?

実は明確な基準はありません。大切なのはアレルゲンのパワーを最低限に減らした状態で食べさせ始めてあげること。20分茹でた固ゆで卵から、白身に接していない部分の黄身を食べさせてあげるようにしてください。
「卵のあげて良い量がわからない!」と思う方は
- 離乳食用のスプーン1杯分
- もっと慎重に取り組んでいきたいと思う方は耳かき1杯分
- 慣れてきたら小さじ1杯分(離乳食用スプーン3~4杯分)
という具合に進めていけば大丈夫だと思います。

果物は加熱した方が良いの?生の方がおいしいと思うけど…

離乳食中期までは果物も加熱してから食べさせてあげるのが望ましいです。果物の酵素は加熱することで働きが減少するため、アレルギーのリスクが低下してより安心です。
1つの食材を何回ずつ食べたら良い?

A.可能であれば2回以上が望ましい
この文言は厚生労働省が2019年に発表している保育所におけるアレルギー対応ガイドラインから抜粋したものです。
望ましいという文言からわかるように理想基準となっています。
1回でも問題はないが、2回食べた方が望ましいという認識で大丈夫です。
ちなみに私は1回ずつ食べさせてチェック✓としてしまっていました。(笑)

保育園で管理栄養士をしている友人に話を聞くと、3回以上食べてからチェックをするルールの保育園もあれば、特に回数は定めていない保育園もあるようです。心配な方は保育園の方に確認してみても良いと思います!
季節ものの野菜や果物がスーパーに売ってない時はどうする?
A.売っていない・手に入らない旨を伝えて保育士さんや栄養士さんに相談してみる
娘は4月入園だったため、私が食材チェック表に取り組んだのは1~3月だったのですが、チェックする項目の中に「梨・柿・すいか・メロン」など夏や秋が旬の果物が入っていて「さすがに売ってないでしょ!」と思わずツッコミを入れたくなるようなラインナップでした。(笑)
先生に相談したところ

「季節ものの食材は、保育園でも旬の季節に出ることが多いので、今は無理せず埋めなくても大丈夫です。栄養士に一応伝えておきますね!」
と言っていただきました。
そこから埋まっていない食材を食べたらその都度先生に伝えてという感じで取り組みましたが、4月に入園して9月ごろにようやく全ての果物が埋まるような感じでした。
一年を通して保育園の献立に登場する食材が全て記載されているので、食事に力を入れている園では特にチェック項目が多かったり、季節ものの野菜や果物が多い印象があります。
特にスイカやメロンは缶詰でも売っていないですし、かといって食材チェックのために大きいひと玉を買うのも…と躊躇するお値段ですから、カットメロンがスーパーに並び始めるくらいで試したいところですよね。
先に保育園の献立に入ってくると食べられないことになってしまうのでまだ✓出来ていない食材が入ってきていないか献立を確認しつつ、保育園の対応に合わせて無理なく取り組むのが良いかと思います。
【体験談】食材チェック表 実際どうだった?
私の娘の園は特に食育などにも力を入れてくださっていて、その分日々の献立でも色々な食材を使ってくれているようで、食材チェックの項目数がとにかく多くて大変でした…。(笑)
5~6か月(ゴックン期)57項目
7~8か月(モグモグ期)7項目
9~11か月(パクパク期)9項目
1歳以降~(カミカミ期)68項目
全部でなんと141項目・・・!
改めて数えてみると、よく頑張った自分(涙)!とたたえてあげたくなる数でした。
5・6ヶ月(ゴックン期)の食材チェック
5.6か月の食材チェックリストには、穀類だとお米やうどんなどの麺類。野菜は【人参や大根などの根菜からほうれん草・小松菜・チンゲン菜】などの葉物まで幅広く、野菜類だけで36項目ありました。
中には【いんげん・絹さや・オクラ・アスパラガス】なども入っていて、ゴックン期でこの食材食べるの?!とびっくりするものもありました。

ペーストにして濾せば問題なく食べられるのですが、繊維質すぎて濾すとほとんどなくなっちゃうためコスパが悪かったので、おうちで食べさせてあげたのはこのチェック表を埋めた1回でした。(笑)
たんぱく質の食材は【しらす・たら・ヨーグルト】のみで肉類は入っていませんでした。
他はだし汁として【昆布だし・かつおだし・煮干しだし】や飲み物として薄めた麦茶も入っていました。
7・8ヶ月(モグモグ期)の食材チェック
モグモグ期に入るとたんぱく質類の食材が多くが追加され【納豆・鶏ささみ・鰹節・鮭・ツナ】と他に【里芋・焼き海苔】の7項目でした。
料理で使いやすい食材が多かったのでチェックがとてもスムーズでした♪
9~11ヶ月(パクパク期)の食材チェック
パクパク期になるとお肉やお魚のラインナップが増えて【牛・豚の赤身肉や豚レバー】だったり【めかじき・さわら】などが増えていました。
乳製品では【粉チーズ・バター】や、その他にも【すりごまやひじき】なども増えていました。
1歳~(カミカミ期)の食材チェック
カミカミ期は一気に食べることの出来る食材が増えてくるので、その分チェックする項目も一気に増えて大変でした…。5.6か月のゴックン期の食材に取り組む時はまだ復職前だったので、時間に余裕がありましたが、カミカミ期の食材チェックは復職していたので、とにかく時間がなくて一番大変でした。
食材チェック表にある食材を中心に大人の献立を立てたり、お買い物リストに忘れないように入れ込んだり、各週でチェックする項目を決めながら計画的に工夫して乗り越えていきました。
【黒砂糖やメープルシロップ】などの普段あまり使わない食品や、【ほうじ茶・抹茶・紅茶】などの飲料も入っていたので、ご丁寧に全部買いそろえてしまったのですが、今考えるとちょっと黒砂糖が入っている饅頭をちぎってあげてみたり、市販飲料で甘みは強いけど抹茶ラテを飲ませてみたり…と色々工夫できたなあと感じています。
ちなみに友達のお子さんが通っている保育園は離乳期全てでチェック数が30項目程度しかなかったので、保育園によってこんなに違うことある?と衝撃を受けました。(笑)
食材チェックの数が多かったのは大変でしたが、それだけ保育園が食事に力を入れてくださっているということを実感しましたし、自分では食べさせてあげる機会がなかったであろう食材にも触れることが出来たので、頑張って良かったと思っています。
まとめ
- 全部を手作りする必要はない
- 初めての食材でも複数個まとめて食べても大丈夫な食材がある
- 1つの食材につき時間に余裕があれば家で2回試してみる
- 売っていないものは売っていないので出来ません!でOK(※保育園による)
- 食材チェックはいろんな食材に触れ合う良い機会
忘れてはいけないのが、食材チェック表の目的はアレルギー反応のチェックであるということです。
安全のための食材チェック表なのに、焦ってしまい「子どもの体調が優れないけど頑張って食べてもらわなきゃ!」と無理をしてしまっては本末転倒です。
頑張りすぎず市販のものを利用しながらのんびりと取り組んでいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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